ワーク・ライフ・バランスとは?

ワーク・ライフ・バランスという言葉、よくニュースや新聞で目にしますね。
厚生労働省によると、ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と生活の調和」を保つことで、そのために国が年次有給休暇の取得やテレワークの促進を行うとされています。

では、この言葉はカタカナ語なのかというと、実はそうではなく、れっきとした英語なんです。
オックスフォード現代英英辞典では次のように定義されています。

work-life balance
→ The number of hours per week you spend working, compared with the hours you spend with your family, relaxing, etc.
「一週間のうち、家族と過ごしたりリラックスしたりして過ごす時間に対しての、仕事をして過ごす時間のこと」

つまり、仕事の時間とそれ以外のプライベートな時間との割合のことを指すようです。

ワーク・ライフ・バランスに関する表現!

ワーク・ライフ・バランスを実現するために世界でも日本でもいろいろな取り組みが行われています。
今回は、カタカナ語としても定着している「フレックスタイム制」と、男性の取得増加に向けて政府も動いている「育休」の英語表現についてお話しします。

① flextime
「フレックスタイム制」

始業時刻、終業時刻を従業員が自分で決められる制度のことです。
企業の中には、必ず出勤していなければならない時間として「コアタイム」を設定しているところもありますね。コアタイムは core time。英語も日本語も同じです。
こちらはカタカナ語が英語と同じなので覚えやすいですね。

② maternity leave / paternity leave
「育休」

女性の場合は maternity leave、男性の場合は paternity leave を使います。
maternity には「母であること」、paternity には「父であること」という意味があるので、 maternity (paternity) leaveは「母親(父親)であることによる休み」→「育休」という意味です。
ちなみに、日本では女性の場合「産休」と「育休」を区別しますが、英語圏の国ではこのような区別はなく、産前産後をあわせて maternity leave と呼びます。

ワーク・ライフ・バランスを実現するには?

「ワークライフバランスを実現して仕事もやりがいをもってこなしたいし、自分の人生も楽しみたい」とは思うものの、work と life を切り離してそれぞれのバランスをとるというのはなかなか難しいのかもしれません。
特に最近は在宅ワークも普及し、いつでもどこにいても仕事のできる環境が整っています。

そこで今回は、ワーク・ライフ・バランスを実現するための方法を考えてみたので英語でご紹介します!

① leave matters of work at the office
「仕事のことはオフィスに残してくる(家に持ち帰らない)」

→ leave 「残す」
→ 在宅勤務であったり、オフィスワーカーでもネット環境が整っている現代ではなかなか難しいかもしれませんね😂

② have time management skills
「時間管理能力をもつ」

→「時間管理できるようになる」という意味合いです。
→ time management skills 「時間管理能力」
→ 仕事の時間と自分のための時間をうまく管理することがワーク・ライフ・バランスを実現するために不可欠ですね。
私は、早起きして自分の時間を確保するようにしています。

③ ask someone to help you
「誰かに手伝いをお願いする」

→ ask 人 to do 「(人)に〜してくれるように頼む」
→すべての仕事を自分でしようとせずに、ときには同僚などに助けを求めるのも必要ですよね。

以上、ワーク・ライフ・バランスを実現するための方法を3つ考えてみました。
私もいまだにもっと良い方法がないかと模索中です。
そこで、次の質問でこの記事を締めくくらせてください。

How do you maintain a healthy work-life balance?
「皆さんはどうやって健康的なワーク・ライフ・バランスを維持していますか?」

ぜひいろいろな意見をいただけると嬉しいです!